Twinkle Lights  | 特集「セドナ旅行記(1)」

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sedona-046w800.jpgPhoto©Takako Asahi
セドナ旅行記「セドナー赤い山への郷愁」
2011.05.24|特集 Writen by 旭享子

はじめに

セドナという場所を知ったのは、もう10数年も前のこと。そこが普通の場所ではない、何かの起きる場所だと教えてくださったのは、その当時“Fili”というニューエイジマガジンを編集していた佐藤まり子さんでした。「遠い前世のことを思い出して、気分が悪くて登れなくなったところがあったのよ」へえ~、へえ~。それだけでなく、ヴォルテックスのエネルギーの素晴らしさも聞いて、私の頭の中は想像したイメージでいっぱいに。
 セドナに行きたい。ずっと、そう思ってきました。「セドナ 聖なる大地」というセドナの写真集を上梓された今西礼子さんにインタビューしようと思ったのも、その流れからでした。礼子さんから、セドナの具体的な話を聞けば聞くほど、私は目に浮かぶ赤土の山に魅きつけられていきました。

私はボイジャータロットを教えているのですが、マイボイジャーという自分のカードをコラージュする講座で、私が作ったカードはまさにセドナそのもの。
 そのカードを作り、「行きたい」と口にしているうちに、セドナ行きはどんどん具体的になっていったのです。それは、もう、背中を押しまくられている感じでした。
 そして、企画したセドナ旅行。その半月前に、大震災が起こりました。一時は、中止やむなしと思っていたのですが、私は、マザーアースを強く感じられるセドナという場所で、感謝の歌を歌いたい、そう思うようになりました。それを思っているうちに、セドナの岩の入ったクリスタルボウルとめぐりあい・・・。このボウルが、一度壊れたものを再生したもので、そのときを象徴していると感じたので、ボウルと共にヴォルテックスで歌を歌おうと決めたのです。
 決めたら、それがセドナに行く目的になっていました。ボウルを持ってあがれるかどうか、そこまでは本当に何も考えていませんでした。知らなかったからこそ、出来た無謀さだったかも知れません。ただ、歌うそれだけ。私は、そんな気持ちでセドナに旅立ちました。

「1日目 セドナへの道のり」

3/31 成田→LA→フェニックス→セドナ

デルタ航空で成田からロサンジェルス。約9時間のフライト。成田のガラガラ感に反して、飛行機はほぼ満席。この便がかなりの格安だったからかも知れない。ロスのイミグレーションが混むということで、他の空港もすすめられたが、やはり便利さから考えればロスがいい。イミグレには約一時間ほどかかったろうか。それから国内線の長い列について、ゲートで待つことにした。待ち時間は約5時間ほど。メキシコ料理でランチをすます。(このメキシコ料理は今ひとつとの意見多し。でも、私はそれなりに満足でした!)。
 成田を出てくるときは、やや肌寒い感じもあったのに、ロスは暑い暑い。こちらの人は半そでやタンクトップ姿である。慌てて、半そでのTシャツを買ってそれに着替える。さっそく買い物? 先が思いやられますが、汗かくのいやだし~。そのうち冷房がきき、日が落ちてきたので少し涼しくなった~

ロスを経て、フェニックスへ。

フェニックス.jpgフェニックス空港 ここからセドナへはチャーター車で Photo(C)michiこの国内便で、今回の旅をリードしてくれる今西礼子さんと合流した。世界を飛び回る彼女は、まるで自分が入ってしまうような、大きなスーツケースをひいている! 大きすぎるやろ~。礼子さんとはここからから合流。フェニックス空港には、この旅の間、チャーター車を運転してくれるエリックが待ってくれていた。太い眉、優しそうな瞳、大きなからだ!彼はホピの人だという。エリックは日本の富士山が大好きなのだそうだ。静岡に住むMさんが、エリックのために写真集や絵葉書を買ってきてくれた。エリックは、とても嬉しそうにそのお土産を受け取っていた。私も、娘が手作りしてくれた小さな天使を彼に渡す。今日から、よろしくお願いします。

エリックが用意してくれたのは、9人は乗れるかという立派なバン。私たちは、今西さんを加えて6名なので、ゆったりと座ることができた。エリックの運転は、人柄をにじませるような安定したもの。乗り心地は最高だった。

フェニックスからセドナへの道のりは約2時間ほど。道には、砂漠の象徴のようなサボテンが群生している。サボテンを見つけるだけでワーワーキャーキャー。誰もが、旅の始まりにテンションが高い。
 フェニックスは、自動車産業の街ということで、かなり開けている。アウトレットやショッピングモールも見える。そして、大きな工場。途中で、日暮れがやってきた。現地時間で6時を過ぎているというから、やはり砂漠は日が長い。

サンロック.jpg車で移動中に現れた丸い虹 でも、写真には・・・Photo(C)michi
そして、落ちる夕陽を見ていたらびっくり。太陽の周りが虹で囲まれていた。サンロックという現象だそう。何度かデジカメのシャッターを切るも、なかなかうまくはとれなかった。残念。でも、今回の旅を祝福してくれているようで、とても気分がいい。

日は落ちて、薄暗い中で遠くに赤土の山々が。セドナが近づいてくる。興奮で眠れない。誰もがそんな感じだ。


そして、到着。車から降りて、初めて踏んだセドナの大地。
それは、とても繊細なエネルギーが流れている感じがした。とても細かいバイブレーション。

「ああ、これがセドナか」

入植者も、土地の開発者も、拒絶することなく、すべてを受け入れ、すべてを包んできたというネイティブ・アメリカンの聖地。そしてまた、私たちもそこに受け入れられたことを感じる。懐の深さ、それがセドナだ。

ホテルに着いて、夕食の買出しに出る頃には、空には満天の星。見上げると流れ星が一つ。

想像以上の美しさ。

ニューフロンティア.jpg旅の間、何度も通ったオーガニックスーパー Photo(C)michiニューフロンティアというホテル近くのスーパーで水を買い出したり、サラダやスパゲッティを買ったり。ここは、オーガニックの多いマーケットということで、全般的になんでも高い(!)。もちろん、その分クオリティの高い野菜や果物、デリなどがそろっているのだけど。チョコレートケーキが6ドル、サンドウィッチもそれくらい。あれもこれもと買い込むと、気がつくと夕飯代はかるく10数ドルに。日本のコンビニ感覚ではないのでご注意を。風邪気味の私は、今西さんに勧められて粉末ビタミンCを買った。サプリメントやアロマオイル、フラワーエッセンスなども多数。

※ここで一言 セドナは物価が高いよ~
セドナは小さな町ですが、アメリカでもセレブが好んで住む街といわれている。リタイア後、ここに家を建て移り住む人も多いとか。なので、全般的に物価が高い。食べ物もお土産も。ドルだから感覚がわからならなくなるが、円に換算するとエエーッということも。

さすがに砂漠、外はかなり冷え込んできていたが、少しでもセドナを味わいたくて、灯りのない中、ベランダで遅い夕食。さすがに冷えてきて、私はユニクロの薄いダウンを羽織って食べました。空気と夜空が最高の贅沢。

いよいよ、セドナの体験が始まった。それを噛み締めていた。